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誰かがやらなければ
 

―高杉晋作たち「奇兵隊」が活躍した下関での闘いについて―

いよいよ統一教会との裁判が法廷ではじまります。その前に安倍晋三元総理の後継議席を争った山口4区補選についてご報告します。無謀だ、反対だ。毎日新聞が有田立候補を他メディアに先んじて報じたときの反応でした。でも野党第一党が候補者を立てられないのではみっともない。声がかかったからにはやるしかない。誰にも相談せず、出ると決めたのは1月28日。沖縄の酒場でした。運命の扉は向こうから開いたのでした。

結果は敗北。21年の総選挙より投票率が13・93ポイントも落ちて34・71%。得票は2万5595票。得票率は31・27%。投票した3人に1人が「有田」と書いてくれました。ダブルスコアでの敗北ですが、前回の野党統一候補が16・55%で安倍晋三候補に4倍以上の差をつけられたのと比較しても善戦です。さらにいえば、政権交代選挙(09年)のときの野党候補の得票率31・13%も超えることができました。

いい仕事をするためには機嫌よく。俳優の小沢昭一さんの言葉を選挙スタッフの合言葉にしました。とても気分よく闘うことができました。街宣車に対する反応は最高で、その実感だけでは「勝ち選挙」の雰囲気でした。しかしそこは岸信介から70年間の「保守王国」「自民党王国」です。しかも安倍晋三後援会が最後の選挙と位置付けた壁は厚かった。それでも固い岩盤に何がしかの「穴」を開けることはできました。「第三奇兵隊」を名乗った成果でもあります。

さて。統一教会裁判です。5月16日の初公判に向けて法廷で語る意見陳述の原稿をいまから書きます。闘う弁護士たちの知能を集めた完璧な答弁書も全貌を現します。負けるわけにはいかない裁判です。ここでも気持ちよく、しかし戦闘モードを最高度に高めて、勝訴のために進んでいきます。可能な方は東京地裁103号法廷においでください。午後2時からの初公判を終えて、午後3時から日比谷図書館で報告集会を開きます。では、また。

2023年5月1日 有田芳生

​カンパのお礼

今年1月にカンパのお礼を述べましたが、その後も多くの皆様からのカンパが寄せられています

 

旧統一教会もこのサイトを見ているため、お名前や人数を公表することができませんが、振り込んで下さったお名前を見ていると、皆様の温かい支援に頭の下がる思いです

 

いうまでもなく裁判には多額の費用がかかります。そして、それが潤沢な資金を持つ旧統一教会による、私たちへの兵糧攻めの攻撃です

 

これまでカンパを寄せて下さった方々へのお礼と、さらなる支援をお願いする次第です。

 

                                                            ​    2023年2月20日

                          ​          有田芳生、事務局一同

​新年のご挨拶

新しい年がはじまりました。みなさんにとってよき一年になることを、お祈りいたします。


さて私たちにとっては、反社会的集団である統一教会との裁判がはじまります。期日はまだ決まっておりませんが、強力な5人の弁護団によって、裁判所との交渉、準備書面の作成など、すでに順調に課題は進んでいます。


この裁判の本質が嫌がらせ(スラップ)訴訟であることは、提訴された22年10月27日をもって、有田がテレビに呼ばれることがなくなったことからも明らかでしょう。いまさら統一教会に「名誉」などあるのか。私たちの本音でもあります。5件4人(紀藤正樹弁護士2件、八代英輝弁護士1件、本村健太郎弁護士1件、有田1件)の被告の裁判が控えています。そのなかでも教団の反社会性が中心的争点になるのは、有田裁判だけです。


統一教会68年の歴史のなかで、教団解散をも視野に入れた環境で裁判は進んでいきます。大きな社会問題となった統一教会との闘いを、カンパという方法でご支援していただいたこと、事務局および被告本人として、心よりお礼申し上げます。裁判の進行状況については、適宜ご報告していきます。ありがとうございます。
               

                            1月10日

                            二木啓孝 藤井誠二 有田芳生

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